さわやかな春風の中、校庭の木々の若葉も目に鮮やかな季節を迎えました。
今年もたくさんの新入生を迎え、新年度を始められたことを嬉しく思います。この数年新型コロナウイルス感染症防止対応のガイドラインに沿って自粛する学校生活を強いられ、まだしばらくは我慢の生活が必要です。学校ではさまざまな対策を講じ、安全を最優先に進めていきたいと考えています。
また、18歳成人法制化により、規範意識や社会的マナー遵守は今まで以上に求められるようになりました。マスク越しの会話がしかできない日々が続いていますが、お互いのことを思いやり、支え合って学校生活を過ごしてほしいと願っています。生徒一人ひとりが「学校生活における3間」時間・空間・仲間を大切にしながら、元気よく登校してくれることを期待すると共に、私たち教職員は生徒たちの「まっすぐな気持ち」を大切にし、応援していきます。
学園は明治38年に創立し、大正・昭和・平成・令和と5つの時代と共に118年目の歴史を刻み始めました。時代は移り変わっても、学校の伝統や校風は今もしっかりと受け継がれています。
本校は建学の理念として「人間力の育成」を掲げ、「自立・友愛・共創」を校訓として、「愛し生かす人づくり」を教育の目標としています。また、国際化する社会のニーズに応えていくために、さらに指導方法や教材研究を進め、生徒一人ひとりが探究心を持ち、「夢追人」となって、将来の「自分への未来投資」をしていってくれることを願っています。
校長 三宅 青児